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組織の「ありたい姿」の実現を支援するインテリジェンスフィールド合同会社代表・福田祥司のブログです。

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組織開発の成果を引き寄せるコーチング

2016/05/07

組織開発の多くのケースでは、メンバー個人に対してパーソナルコーチング
を実施します。
チームコーチングでは、メンバー個人のパーソナルコーチングがセットにな
っています。

組織・チーム全体のセッションでは、組織が持つテーマに応じて
メンバー間の関係性、合意形成、規範確立、組織文化醸成、組織能力開発
ミッション定義、ビジョン作成、目標設定、戦略策定、シナリオプランニング
・・・等
その場に必要なことを優先順位に基づいて行っていきます。

Erfolg im Business durch Coaching symbolisiert von einem Pfeil auf einem Kompass

組織・チームとしての「場」から一離れたところには個人の「域」が存在します。
全体のセッションではメンバー同士の支援、フィードバック、探究、熟考、創
造などのプロセスでお互いに影響しあいます。
過去に経験したことがないくらいメンバー同士の関わりが深まります。
そして、これまでにない体験、変化を感じることで、個人の気持ちやモチベー
ション、価値観の再考、過去のふりかえりかえりなど様々な内省が行われます。

人は、過去に経験した変化のスピードを超える体験や、未体験に遭遇した時、
自身の内面を整理することが難しくなります。
また、組織・チームとしての「場」からリエントリーし、日常の環境に戻ったとき、
環境に適応することに戸惑いを感じたりします。
これまで培ってきた、個人の「域」が不安定になります。

そこで、コーチの力を借りて、自身に起きていること、未解決な事項、もっと前
進したいという整理されていない欲求、目標設定などを「コーチング」によって
整え、何をしたらよいのかを明確にします。
不安、制限、囚われ、視野狭窄、逃避、混乱、安易さなど無意識が引き起こす
感情や思考パターンから開放することにはとても大きな意味があります。
コーチングにより、自身を振り返り、客観的に考え、気づきを得て、前進します。
コーチングはメンバー個人が克服すべきことを乗り越えて一歩踏み出すことを
支援します。

このことは、組織学習の成長サイクルの着実な実行へとつながっていきます。
「個人の信念」→「個人の行動」→「組織の行動」→「環境の変化」→
組織・チームセッションの間にパーソナルのコーチングを実施することは、組織
の成長と成果実現にとても重要な時間となります。
特に「チームコーチング」では、組織・チームとメンバーが同時並行的に開発さ
れ変容することにより、短時間で成果を上げることになります。

現在、ビジネスの世界ではコーチングは広く一般的に当たり前の機能として
位置づけられ、実施されています。
コーチングは企業・組織においては何か特別なものではなく、必要不可欠なも
のとなっています。
経営ビジョンの策定、長期目標の設定、戦略の立案と実行、組織開発、人材開
発、人事管理、マネジメント活動、プロジェクト等
様々な施策や機能の成果を助長するためになくてはならない機能です。

いいコーチは身近にいらしゃいますか?